【徹底比較】LINEとLINE公式アカウントの違いとは?
機能・料金・目的を分かりやすく解説!

「LINE」「LINE公式アカウント」、どちらもLINEという
名前がついていますが、実は全く異なるサービスです。

  • 「友だちと連絡を取るためのLINEと、お店や企業が使っているLINEは何が違うの?」
  • 「ビジネスでLINEを使いたいけど、普通のLINEじゃダメなの?」
  • 「LINE公式アカウントって何ができるの?料金は?」

この記事では、そんな疑問をお持ちの方に向けて、個人向け「LINE」とビジネス向け「LINE公式アカウント」の違いを、機能、料金、目的、使い方の観点から分かりやすく徹底比較します。

目次

一言でいうと、それぞれの違いは以下の通りです。

LINE

個人が家族や友人など、親しい人との
コミュニケーションに使うツール。

ラインでメッセージのやり取りをするイメージイラスト

LINE公式アカウント

企業や店舗などが、顧客やファンとの
コミュニケーションや情報発信に使うビジネスツール。

ラインでユーザーと企業やオーナーのメッセージのやり取りをするイメージイラスト

では、具体的に何が違うのか、詳しく見ていきましょう。

【比較表】LINEとLINE公式アカウントの違いが一目でわかる!

項目LINE (個人向け)LINE公式アカウント (ビジネス向け)
主な目的プライベートなコミュニケーションビジネスにおける情報発信、顧客とのコミュニケーション、販促活動
主な利用者個人企業、店舗、団体、有名人など
アカウント数1人1アカウント(電話番号に紐づく)複数作成可能
友だち関係相互に「友だち」になる必要があるユーザーが一方的に「友だち追加(フォロー)」する
メッセージ送信1対1、またはグループでの個別チャットが中心・一斉配信(不特定多数へ)
・セグメント配信(属性で絞り込み)
・ステップ配信(自動シナリオ配信)
・個別チャット(1対1も可能)
主な機能・トーク(チャット)
・無料通話/ビデオ通話
・スタンプ
・LINE VOOM (旧タイムライン)
・オープンチャット
・LINE Pay など
・メッセージ配信
・チャット(手動/自動応答)
・リッチメニュー
・クーポン/ショップカード
・分析機能
・プロフィールページ
・LINE広告連携 など
料金基本無料・無料プランあり
・有料プラン(メッセージ通数に応じて)あり
アカウント作成電話番号認証専用Webサイトまたはアプリから作成(認証済アカウント申請も可能)

普段私たちが「LINEする」と言って使うのが、この個人向けLINEです。

  • 目的: 家族、友人、同僚など、知っている人同士で連絡を取り合うためのツールです。
  • 特徴: 1対1のトークやグループトーク、無料通話が主な機能です。相手と「友だち」になることでコミュニケーションが始まります。基本的に無料で利用できます。

企業や店舗が情報発信や顧客とのコミュニケーションに利用するのがLINE公式アカウント(旧称:LINE@)です。

目的: 商品やサービスの情報、セール情報、クーポンなどを顧客(友だち追加したユーザー)に届けたり、問い合わせ対応をしたりするためのビジネスツールです。

line-official-account-logo

LINE公式アカウントの特徴

一斉メッセージ配信

友だち追加しているユーザー全員に、一度にメッセージを送れます。

セグメント配信

年齢、性別、地域などの属性で絞り込んでメッセージを送れます。(※属性情報はLINEユーザーが任意で登録した情報や行動履歴に基づき、個人が特定されない形で利用されます)

自動応答メッセージ

キーワードに応じて自動で返信したり、時間外の問い合わせに対応したりできます。

リッチメニュー

トーク画面下部に固定表示されるメニュー。Webサイトへの誘導や予約ページへのリンクなどを設置できます。

クーポン・ショップカード

お得なクーポンを発行したり、来店ポイントを貯めるショップカード機能を利用したりできます。

分析機能

メッセージの開封率や友だち追加数、ブロック数などを確認し、効果測定ができます。

複数人での管理

1つのアカウントを複数の担当者で管理できます。

「個人のLINEアカウントでビジネスの宣伝をしてはダメなの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、以下の理由からビジネス利用にはLINE公式アカウントが適しています。

  1. 規約上の問題: 個人のLINEアカウントをビジネス目的(特に不特定多数への宣伝)で利用することは、LINEの利用規約で推奨されていません。アカウント停止のリスクもあります。
  2. 機能の限界: 個人LINEでは、一斉配信や分析、リッチメニュー、自動応答などのビジネスに必要な機能が使えません。
  3. 友だち追加のハードル: 個人LINEは相互承認が必要ですが、LINE公式アカウントはユーザーが一方的に追加できるため、企業や店舗にとっては友だちを集めやすいです。
  4. 信頼性: 企業や店舗が個人アカウントで情報発信すると、ユーザーに不信感を与えかねません。公式アカウントの方が信頼性が高まります。
ラインとライン公式アカウントの比較イラスト-01

LINE公式アカウントの料金プラン

LINE公式アカウントには無料プランと有料プランがあります。

フリープラン(無料)


月に送信できるメッセージ通数に制限(現在の規定については公式サイトをご確認ください)がありますが、基本的な機能は無料で利用できます。小規模な店舗や、まず試してみたい場合に適しています。


2025年4月現在の情報に基づいています。最新の料金プランやメッセージ通数の定義については、必ずLINE公式アカウントの公式サイトでご確認ください。

LINE公式アカウント 料金プラン (※ 適切な公式サイトURLを挿入してください)

結局、どちらを使うべき?

個人として友人や家族と連絡を取りたい

LINE (個人向け) を使いましょう。

普通のラインを使ったコミュニケーション

企業、店舗、団体として顧客やファンに情報を届けたい

LINE公式アカウント を導入しましょう。

まとめ

LINEとLINE公式アカウントは、名前は似ていますが、目的も機能も全く異なるサービスです。

  • LINE: 個人のプライベートなコミュニケーションツール
  • LINE公式アカウント: ビジネス向けの多機能コミュニケーション&マーケティングツール

それぞれの違いを正しく理解し、目的に合ったサービスを活用しましょう。特に、ビジネスでLINEを活用したいと考えている方は、LINE公式アカウントの導入を検討することをおすすめします。無料プランから始められるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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